12月21日(日)から、冬期講習会が始まりました。各学年・各教科で講座が開設されており、生徒達は、今まで学習してきた内容の弱点補強や、模試・入試に向けて問題演習などに取り組んでおります。
3年生は今年は31日の大晦日まで、新年は1日元旦から、一日の休みもなく受験対策の補習が行われます。1月17・18日の大学入試センター試験から始まる入試本番に向けてのラストスパートです。
それぞれの目標に向かって、みな頑張っています!!良い結果が残せるよう、呉港生への応援をお願いいたします。
( 進路指導部 )
12月5日(金)『自分らしく生きるために~思春期の性と生』と題し、助産師・山根美喜子先生に3年生を対象に講演をしていただきました。笑顔と物腰の柔らかさに先生のお人柄がうかがえましたが、そのお話は経験に裏打ちされた説得力のあるもので、生徒達もしっかりと耳を傾けていました。以下に、講演の内容を箇条書きにまとめます。
・子どもは生まれてくることを自ら選択し、長い過程をたどりながら奇跡に近い確率で誕生する。
・皆さん(存在する命)は、選ばれた存在であり、今のままで100点の存在だ。
・赤ちゃんが泣くのは、抱っこして欲しいからというのがほとんど。(羊水が抱っこのような状態であったため)
・「性」についての考えは、男女でかなりの違いがある。自分の考えを相手に押しつけていては、DVなどにつながることもある。妊娠においては女性のみ体が変化するものなので、男性として女性にどう接していくべきか考えなくてはいけない。
・「性」とは、心が生き生きするということ。そして、愛と責任を伴うことである。
現在のみならず、将来自分は「性」とどう関わっていくのかを考えさせられた講演でした。講演を聴いた生徒の感想には、
・「性」とは、自分を大切にして周りの人も大事に出来る幸せなことだと知った。
・自分を生んでくれた両親、支えてくれた人、そして生まれてくれた自分自身に感謝しながら、これから生きていきたい。
といった、心が温かくなるようなものが沢山ありました。
貴重なお話をしてくださった山根先生、有り難うございました。
( 養護教諭 上原 )
師走になりました。クリスマスや年末のあれこれへと、世間の話題も季節と共に移っていっています。
それに逆らって、というわけではありませんが、本校敷地内に植えてある紅葉と、学校の前の道路を黄金色に染める銀杏の葉を写真に撮ってみました(もう少し早く撮っていれば、もっと綺麗だったのですが・・・)。異常気象のせいでしょうか、ここ数年、長い夏がやっと終わって秋が訪れたかと思うと、すぐ冬が来て・・・と感じるようになったと思われませんか?過ぎて行く秋の気配をここに留めておこうと思いました。
啄木鳥(きつつき)や 落ち葉をいそぐ 牧の木々 水原秋桜子
これから寒くなってきます、皆様、お体に気をつけてお過ごし下さい!
( 広報部・恵京 )
11月16日(日)「第5回安芸灘とびしま海道オレンジライド2014」のスタート演奏を担当しました。
まずはオープニングセレモニーで、司会の安田大サーカス団長さんから「みかんの甘ずっぱい香りの中、瀬戸の潮風を満喫しながら、完走めざして楽しんで走ってください!」と、出場者の皆さんに応援メッセージが届けられました。
その後、
9:00~ とびしま90(フルコース:90km)のスタートおよび
9:45~ オレンジ50(ハーフコース:50km)&あきなだ30(観光コース:30km)のスタート
の演奏を担当しました。
曲は、「宇宙戦艦ヤマト」「Truth」「RUNNER」「オモイダマ」「ようかい体操第一」「勇気100%」等です。
(各コースの出場者は、30人ぐらいずつのグループに分かれて時間差でスタートされていました。私たちは全員がスタートされるまでの間、数曲を演奏させていただきました。)
何気にハードなスケジュールでしたが、選手の皆さんが喜んでスタートを切られる姿に逆に元気をいただいて、私たちも無事に完奏!?しました^^♪
( ブラスバンド部 部長 岩本奈々/普通科・特進コース2年生 白岳中学校出身 )
11月13日(木)は、天気予報でも「冬型の気圧配置で、この秋一番の寒さになります」と言っていたほど、朝から気温の低い日でした。
1時間目の授業が終わった9時40分頃、校内がややざわめいていたので(何かな?)と思っていたら、ある先生が職員室に「カメラある?」と飛び込んで来られました。(何事か起こったのか?!)と職員室にいた先生方は皆一瞬身構えたのですが、その後その先生が「虹!大きな虹が出てるから、写真撮ってHPに載せようよ!」とおっしゃったので、皆の緊張も一気にゆるみ、かえって和やかな空気に包まれました。
さて、部屋を出てみると、見たこともない大きな虹が、本校の体育館裏からグランドの上を通り、南側に向かって架かっています。生徒や先生方も廊下に出て、みんな虹を見ていました。
(おぉ素晴らしい)と思いながら1階から写真を撮っていると「もっと上の階から撮らないと!」と言われ、校舎の4階まで上がっていたら「早く撮らないと消えるよ~!」と言われ、大急ぎでシャッターを切ったのが、下の写真です。本当に大きくて美しい虹が架かっていたことが、伝わるでしょうか?
このHPを見て下さった方へ、呉港高校から「感動」のお裾分けです。
きっと何か良いことが起こる、そんな幸せな気分になった朝の風景でした。
( 広報部 恵京 )
制服を紹介するページが出来ました。
昨年リニューアルした本校のHPですが、これまでずっと制服紹介のページがありませんでした。(女子の制服が、せっかく可愛いのに、紹介しないなんて・・・)という声を受けて作りました。
男子も女子も、流行に左右されない飽きの来ないデザイン、それでいて「おしゃれポイント」もしっかり押さえている、そんなところが皆さんに伝われば良いなと思います。オープンスクールでは、女子生徒の皆さんに試着体験もしていただきましたが、皆さん「かわいい!」と言って下さっていました。
高校生活の憧れのアイテムである制服、ご覧になって下さい。
( 広報部 )
※「制服紹介」のページには「学校案内」から入れます。
または、下のアドレスをクリックして下さい。
10月22日(水)、1・2学年対象の学問分野別セミナーを実施しました。県内外の9大学から12人もの講師の方に来ていただき、大学でおこなっている学問の内容についての話をしていただきました。大がかりな道具・装置を使った実験や作業を取り入れるなど、生徒達にとって興味・関心のわく内容でした。1年生は文理選択に、2年生は学部選択に悩んでいた生徒もいましたが、今回のセミナーは彼らにとって良い刺激になったようでした。
今回本校に来ていただいた先生・学生の方々、ご多忙の中すてきなセミナーを実施していただきましたことを、心よりお礼申し上げます。
( 進路指導部 松井 )
【生徒のコメント】
建築についてのさまざまなことを学ぶことができて、とても楽しかった。地震についての話の中で、筋交いを入れる場所を学び、こうして家やビルなどが守られているのだと知ることが出来た。今回の授業を受けて、より深く建築について学びたいと強く思った。
( 普通科進学コース 1年生 )
10月10日(金)、JAF(日本自動車連盟)の伊藤昇先生をお招きして、交通安全教室を開催しました。講演テーマは「危険予知による交通安全」で、自転車に乗るときの注意点などをお話ししてくださいました。生徒にとっては、普段使っている自転車の話でしたので、身近に感じられた内容だったと思います。また、実際に自転車の視点で運転した動画を見ながら、クイズ形式で「危険」を予知する練習などもあり、改めて運転に気をつけないといけないと感じさせられました。
TVや新聞などで、毎日のように大きな事故が起こったことが報道されています。そういった事故を起こさないように、巻き込まれないように、生徒達にも今回の講演をきっかけに注意をしてほしいと思います。
( 生活指導部 寺田 )
9月27日(土)呉ポートピアパークにおいて開催された「くれエコフェスタ2014」に本校教員と生徒23名がボランティアとして参加しました。
この「くれエコフェスタ」は、市民や会社・企業、学校などから環境保全に関する取り組みを情報発信し、参加者の自主的なエコライフの実践を促すイベントです。ステージでのショーや各団体によるブース展示などがありましたが、本校の生徒はスタンプラリーの実施の手伝いや、ブース内で行われたクイズの司会や運営の手伝いを行いました。またエコテック部は、ミニSLに子どもを乗せて楽しんでもらったり、ソーラーカーを展示したりしてイベントを盛り上げました。
暑い中ではありましたが、生徒たちは来場者の皆さんに笑顔で対応し、楽しく活動していました。この経験は、きっと彼らにとって何かしらの糧になったことと思います。
( 生徒育成部 松山 )
9月29日(月)広まちづくりセンター3階ホールにて、劇団影法師の皆さんによる大型人形劇「三國志」を鑑賞しました。
諸葛亮孔明が初登場する「三顧の礼」の場面から、「赤壁の戦い」などよく知られた場面が次々と出て来ました。そして、大がかりな舞台装置と演出、そして人の上半身ほどはあろうかと思われる大きく精巧な人形の動きによって、生徒たちは物語にすっかり引き込まれていました。(場面やセリフによって人形の表情が変わっているように見えたのは、本当に不思議でした。)既に三國志の世界を味わっていたであろう生徒も、今度ばかりはまた違った感覚で、物語を楽しめたようです。
天才と言われた孔明の作戦の妙、奸雄と言われた曹操と対照的で戦の世においても人間らしさを失わなかった劉備、どうにもならない運命に翻弄される人々の葛藤・・・『三國志』が時代を超えて国境を越えて、今なおこうして愛される理由が、改めて分かったような気がします。
( 生徒育成部・檜垣 )
※カーテンコールの後、劇団の皆さんが人形を操りながら舞台を下り、間近で人形を見せて下さいました!